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IFRSと日本の会計制度(13)

会場: 東京大学経済学研究科学術交流棟(小島ホール)
    2階 コンファレンスルーム
趣旨:
  国際財務報告基準(IFRS)を日本にどのように導入するべきかは、巷間、注目を集めている検討課題です。マスメディアやインターネット上では、大勢の人が、導入の是非について多様な意見を発信しています。多くの人は、導入の可否は多数決で決まると考えて、アカデミックな世界にいる研究者に対しても「賛成か反対か」の意見を求めているようです。しかし、そのような要求に対して、おそらく研究者は満足のゆく回答はできないでしょう。研究者の多くは、「IFRS導入の可否」そのものを研究テーマにしているわけではないからです。

  本セミナーでは、研究者は、IFRSを題材として、どのような検討課題を設定して、どのような新しい知見を得たのかを紹介していきます。IFRS問題の向こう側に、どのような学問的課題があるのか、IFRSをめぐる議論や経験は、学問の進歩にどのような貢献をしているのかを、多くの方々と一緒に考えていきたいと思います。
プログラム:

17:30-17:45
IFRSと日本の会計制度(13)
大日方 隆 教授(東京大学大学院経済学研究科)
17:45-18:30
IFRS第16号「リース」の概要に関して
秋葉 賢一教授(早稲田大学大学院会計研究科)
18:30-18:50
IFRS第16号に関するコメント
後藤 潤 氏
(株式会社格付投資情報センター格付本部チーフアナリスト)
正脇 久昌 氏
(三井住友ファイナンス&リース株式会社執行役員)
18:50-19:00
質疑応答

プロフィール:
大日方 隆 教授

1985年東京大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科で経済学博士号を取得。横浜国立大学経営学部専任講師および助教授を経て、1998年東京大学大学院経済学研究科助教授、2007年同准教授、2008年同教授に就任。現在に至る。

著書
『金融危機と会計規制』(共著、中央経済社・2012年)
『利益率の持続性と平均回帰』(単著、中央経済社・2013年)
『アドバンスト財務会計 第2版』(単著、中央経済社・2013年)


秋葉 賢一 教授

1986年横浜国立大学経営学部卒業。1986年英和監査法人(現・有限責任あずさ監査法人)入所。1989年公認会計士登録。1998年同法人社員、2007年同法人代表社員。この間、2001年から2009年まで企業会計基準委員会(ASBJ)へ専門研究員(2007年から主席研究員)として出向。2009年早稲田大学大学院会計研究科教授に就任。現在に至る。

著書
『エッセンシャルIFRS(第4版)』(単著、中央経済社・2015年)
『会計基準の読み方 Q&A100』(単著、中央経済社・2014年)など


後藤 潤 氏

格付投資情報センター(R&I)格付本部チーフアナリスト 公認会計士。1994年早稲田大学商学部卒、同大学院ファイナンスMBA。朝日監査法人(現あずさ)を経て、2005年R&I入社、クレジットアナリストとして、一般事業会社を担当、2011年より金融機関を担当。現在、財務会計基準機構税効果会計専門委員会委員、リース会計専門委員会委員、日本証券アナリスト協会企業会計研究会委員、金融庁企業会計審議会監査部会臨時委員を務める。


正脇 久昌 氏

1982年㈱住友銀行入行。2012年㈱三井住友銀行 理事 財務企画部 部長を経て、2013年より三井住友ファイナンス&リース㈱ 執行役員 経理部長(現職)。