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CARF・Finatext共催セミナー『近未来金融システム創造プログラム』2018

プログラム責任者:赤井厚雄 株式会社ナウキャスト 取締役会長

プログラムの狙い

金融は新たな転換期を迎えようとしている。
資本主義経済の血流ともいうべき「お金」を経済システムに循環させる役割を担う金融は、グローバル化し巨大化し、実体経済を支える脇役から、実体経済を超えそれを左右する巨大な存在となり、幾多のバブルとその崩壊・危機、それを踏まえた規制の強化を乗り越えて、むしろその存在感を強めてきた。その過程で、金融は常に最先端のテクノロジーをとりこみ、米ソ冷戦終結に伴うロケットサイエンティストのウォール街進出によるデリバティブや証券化市場の拡大、近年ではFinTecの潮流の中でAIやビッグデータ、ブロックチェーン、電子決済や仮想通貨など数々の技術革新をとりこんでますます巨大化・多様な顔を見せはじめつつある。
本プログラムでは、そうした過去から現在にいたる金融の全体像を理解し、遠い将来でなく近未来の金融市場・金融システムを支えるであろう最先端の技術、それらを使いこなし、人々の暮らしに役立てるための取り組み、そこに横たわる諸課題について考えることを通じ、様々な分野でこれからの金融システムを創造し主導していく次世代人材を育成することを狙いとしている。

プログラム概要

実体経済と金融の関わり、資本主義における金融の役割、技術と金融の融合、などについて理解し、思考し、プログラムの後半では近未来の金融システムにおいて各参加者が果たす役割にどのようなものがあるか、具体的に構想し、金融システムを創造するアクションに結びつけられることを狙いとし、理論と実践に重きを置いたオムニバス形式の講義プログラムとする。講師には各分野で最先端を開拓し、現実にディールをドライブしている日本を代表する研究者・実務家を起用。それぞれの分野の空気に触れる機会を提供する。とくに後半ではパネルディスカッションの形式も取り入れ、座学にとどまらない講師・受講生の間のディスカッションを通じて、講師・受講者相互または受講生間のネットワーキングにも資する枠組みをとりいれる。このため、受講生には単なる聴講にとどまらない積極的な参加を期待する。
プログラムは、次の14の部分を含んでいる。

①イントロダクション 実体経済と金融
②資本主義と金融
③金融と技術(概論)
④資産を金融商品化する技術とビックデータ
⑤レグテック vs. フィンテック
⑥バブルと金融
⑦クラウドファンディングはどこへ行くか?
⑧貯蓄から資産運用への新しい道筋
⑨ファンドの役割はどうなるのか
⑩金融と技術(各論Ⅰ)人口知能は社会をどう変えるか?
⑪金融と技術(各論Ⅱ)機械学習
⑫金融と技術(各論Ⅲ)ウェアラブルセンサーの可能性
⑬金融と技術(各論Ⅳ)ブロックチェーンと金融システム
⑭Fintechはまやかしか本物か?

受講に必要な(事前の)基礎知識、スキルなど

基礎的なマクロ経済学、金融数学についての基本的知識をもっていることが望ましいが、必須ではない。

教科書

原則として講義のつどレジュメや関連資料を配布する。

参考文献

各回ごとに、基礎知識を得るための(A)「必読図書」、講師が関心を持っている分野(各回のトピックスに限らない)や講義に参加するうえで役立ちそうな講師の著作などの(B)「推薦・参考図書」を紹介する。
これをリストにして、開講時に配布する。

お申込み方法

FINATEXTのページよりお申し込みください。

https://todaifinanceinnovation.com/

開催記録

開催日タイトル発表者
第1回 4月24日イントロダクション 実体経済と金融赤井厚雄 株式会社ナウキャスト取締役会長
第2回 5月8日資本主義と金融安田洋祐 大阪大学経済学部准教授
第3回 5月22日金融と技術(概論)谷山智彦 ビットリアルティ株式会社取締役 / 株式会社野村総合研究所 上級研究員
第4回 6月5日資産を金融商品化する技術とビックデータ谷山智彦 ビットリアルティ株式会社取締役 / 株式会社野村総合研究所 上級研究員
赤井厚雄 株式会社ナウキャスト取締役会長
第5回 6月19日レグテック vs. フィンテック佐々木清隆 金融庁総括審議官
第6回 7月3日バブルと金融真山仁 作家 経済小説 『ハゲタカ』シリーズ
第7回 7月17日【パネル】クラウドファンディングはどこへ行くか?中山亮太郎 株式会社マクアケ代表取締役社長
谷山智彦 ビットリアルティ株式会社取締役 / 株式会社野村総合研究所 上級研究員
鵜飼達郎 ハイアス・アンド・カンパニー株式会社取締役
赤井厚雄 株式会社ナウキャスト取締役会長
第8回 9月25日貯蓄から資産運用への道筋安田洋祐 大阪大学経済学部准教授
金融リテラシー研究会
第9回 10月9日ファンドの役割はどうなるのかケン・チャン・チェン・ウェイ GICジャパン(株) 在日代表・代表取締役
他(調整中)
第10回 10月23日人口知能は社会をどう変えるか?松尾豊 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻 准教授
第11回 11月6日金融と技術(各論Ⅰ)機械学習甘利俊一 理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問・東京大学名誉教授
渡辺澄夫 東京工業大学情報理工学院教授
第12回 11月20日金融と技術(各論Ⅱ)ウェアラブルセンサーの可能性矢野和男 東京工業大学連携教授
佐渡島庸平 株式会社コルク代表
第13回 12月4日ブロックチェーンと金融システム斎藤賢爾 慶應義塾大学 SFC 研究所上席所員
第14回 12月18日Fintechはまやかしか本物か?林良太(モデレーター) 株式会社Finatext Co-Founder / CEO
第15回 2月5日【総括討議パネル】近未来の金融システム赤井厚雄 株式会社ナウキャスト取締役会長
安田洋祐 大阪大学経済学部准教授
村井英樹 金融大臣政務官
他 調整中