金融システム
J-series
作成:
番号:CARF-J-128
ファミリーガバナンスの重要性 -ファミリーガバナンス・コード案の策定-
要旨
ファミリーがビジネスを営む場合、その多くはファミリービジネスの成長と、それに伴うファミリーの永続を望んでいる。ファミリーはファミリービジネスにとって主要なステークホルダーであるケースが多く、ファミリーのガバナンスはファミリービジネスのコーポレートガバナンスに少なからず影響を及ぼしている。また、ファミリーの世代交代が進むとファミリーを構成するメンバー間の関係が変化するだけでなく、ファミリーとファミリービジネスの関係も変化し、ガバナンス面に影響が生じる。本稿では、ファミリーがファミリービジネスにとって良い影響を及ぼすステークホルダーであり続けるために、コーポレートガバナンスに加えてファミリーガバナンスが重要になると考え、当該ガバナンスを機能させるために参照すべき原則・指針を例示的に示すなど、ファミリーガバナンスを考える上で重要となる論点を整理・検討している。