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開催日:2022.11.17(木)

IMF-UTokyo CARF Policy Conference「ショックを受けやすい世界で金融リスクを管理するために:過去からの教訓と今後の課題」

新型コロナウイルスによるパンデミックや地政学的な対立、高インフレにより、世界経済と金融システムの強靭性が試されています。国際金融の安定を守るためには、これら新たな課題に備えなければなりません。IMFは東京大学金融教育研究センター(CARF)と共同で政策会議「ショックを受けやすい世界で金融リスクを管理するために :過去からの教訓と今後の課題」をハイブリッド形式で開催します。世界各国から現役の政策立案者や経験者および研究者らを招き、どのように金融リスクを管理し、金融危機を回避するのか議論します。

開催日

2022年11月17日(木)

会場

東京大学伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール
※ハイブリッド形式
オンライン: Zoom (参加登録された方にリンクをお送りします)

 

 

共催

国際通貨基金 (IMF)
東京大学金融教育研究センター(CARF)

協力

プログラム  

11月17日(木) (公開コンファレンス, ハイブリッド形式, 日英同時通訳)

Time

Program

8:30 -9:00 am

Opening of the venue

9:00 -9:10 am

Opening Remarks

Kenji Okamura, Deputy Managing Director, IMF
(国際通貨基金(IMF)副専務理事 岡村健司)

9:10 -9:30 am

Keynote Speech

Raghuram Rajan*, Professor, University of Chicago
(シカゴ大学 教授 ラグラム・ラジャン)
Speaking notes

9:30 -10:40 am

Session I: Globalization Unwound?
グローバリゼーションは巻き戻されたか?

[Moderator]

Kenichi Ueda, Professor and CARF Director, The University of Tokyo
(東京大学 教授 植田健一)

[Panelists]

Raghuram Rajan*, Professor, University of Chicago
(シカゴ大学 教授 ラグラム・ラジャン)

Beatrice Weder di Mauro, CEPR President
(経済政策研究センター(CEPR)理事長 ベアトリス・ヴェーダー・ディ・マウロ)

Asako Aoyama, Senior Vice President, NEC Corporation
(NEC 執行役員 青山朝子)

Piti Disyatat *, Assistant Governor, Bank of Thailand
(タイ中央銀行 総裁補 ピティ・ディスヤタット)

 

[Issues for discussion]
冷戦終結以来30年間、世界経済の拡大を支えてきたグローバリゼーションは、現在、巻き戻されつつあります。世界金融危機や新型コロナウイルスに起因する市場の混乱を含む金融危機や地政学上の対立は、政策立案者やビジネスパーソンに更なる不確実性に備えることを強いています。このセッションでは、グローバリゼーションの未来と国際貿易・国際金融への影響について議論します。

10:40 -11:00 am

Coffee Break

11:00 -12:10 pm

Session II: Lessons from the crisis response to Covid 19
コロナへの危機対応から得られた教訓

[Moderator]

Ryozo Himino, Visiting Professor, Graduate School of Public Policy, The University of Tokyo
(東京大学 客員教員 氷見野良三)

[Panelists]

Andrew Metrick*, Professor, Yale University.
(イェール大学 教授 アンドリュー・メトリック)

Hiroshi Nakaso*, Eminent Guest Professor, The University of Tokyo
(東京大学 招聘教授 中曽宏)

Stijn Claessens*, Deputy Head of Monetary and Economic Department, BIS
(国際決済銀行(BIS)金融経済局次長 シュタイン・クラッセンス)

Paolo Mauro, Deputy Director, Fiscal Affairs Department, IMF
(IMF 財政局副局長 パオロ・マウロ)

 [Issues for discussion]
新型コロナウイルスによるパンデミックは、人々の生命と生活、多くの企業の存続、金融システムの機能を守るために、前例のない政策介入を必要としました。財政および金融による支援は、ほとんどの国で迅速かつ非常に大規模でした。規制の一時的緩和措置も、数多く講じられました。このセッションでは、パンデミックに関する政策対応から得た教訓と、将来の危機管理への含意を探ります。

*Online participation

Speakers and Panelists

IMFウェブサイト