研究会

不動産金融フォーラム

代表

西村清彦・渡辺努

幹事

清水千弘・吉田二郎

主催

東京大学大学院経済学研究科附属金融教育研究センター(CARF)

共催

東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)
一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部・研究科(2023年度~)
ペンシルベニア州立大学ボレリ不動産研究所(2023年度~)
麗澤大学都市不動産科学研究センター(2020年度~2022年度)

研究会の趣旨

不動産投資を取り巻く環境は常に変化し続けている。情報技術の継続的進歩、人口の高齢化、産業構造の変化、社会的責任や自然災害への関心の高まり、といった長期的で趨勢的な変化に加え、世界金融危機、非伝統的金融政策、パンデミックなどの出来事により、不動産市場には地殻変動とも言えるほどの変化が生じている。その中で、年金基金、非上場投資家、保険会社、投資信託、などの機関投資家は、世界の不動産を長期投資のポートフォリオに組み込もうとする意向を強めている。不動産金融フォーラムは、2017年度に開始して以来合計15回のラウンドテーブル形式の会合を開催し、未来の不動産投資を見据え不動産投資の諸課題を検討してきた。本プロジェクトでは、2022年度の書籍出版プロジェクトに続き、不動産投資に関わる内外の専門家を招聘し、不動産投資市場の課題を討議する。

開催記録

タイトル開催日発表者
第16回「中央銀行と海外投資家から見た日本の不動産投資」2024年3月28日(木)須藤直(日本銀行金融研究所経済ファイナンス研究課長)
三浦敦嗣(ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社 マネージングディレクター)
第15回 ワークショップ「日本の物価・資産価格」2023年3月4日(土)渡辺努(東京大学)
高嶋智光(名古屋高等検察庁)
西村淸彦(東京大学名誉教授・政策研究大学院大学特別教授)
齊藤誠(名古屋大学)
白塚重典(慶應義塾大学)
坪内浩(日本大学)
西村淸彦(東京大学・政策研究大学院大学)
村瀬英彰(学習院大学)
吉田二郎(ペンシルベニア州立大学)
第14回「超高齢社会における不動産市場と不動産投資」2022年2月25日 (金)吉田二郎(ペンシルベニア州立大学)
清水千弘(東京大学空間情報科学研究センター・日本大学)
第13回「新しい投資技術」2021年11月26日 (金)副島 豊(日本銀行 金融研究所 所長)
第12回「高齢化と都市の集積」2021年9月3日 (金)髙橋 孝明(東京大学空間情報科学研究センター教授)
第11回「不動産市場の持続可能性」2021年2月18日 (木)清水千弘(東京大学/日本大学/麗澤大学)
堀江隆一(CSRデザイン環境投資顧問株式会社)
第10回「不動産金融研究の新展開」2020年12月10日(木)吉田二郎(ペンシルベニア州立大学)
第9回「不動産の本源的価値(Real Quality)と欧州の不動産投資市場」2020年11月26日(木)Olivier Mege(仏Real Quality Rating)
川井康平(東京大学不動産情報科学研究部門研究員)
第8回「ポストコロナ時代の不動産投資」2020年10月15日(木)中嶋 康雄・西村章 (ラサール不動産投資顧問株式会社)
第7回「メディアとインターネット検索情報の不動産意思決定への活用例と Brexit と不動産市場への応用」2019年12月6日(金)森政貴(レディング大学不動産学部 准教授)
第6回「金融システムレポートに見る不動産市場の現状と課題 」2019年11月6日(水)三尾仁志 (日本銀行金融システム課長)
第5回「不動産投資市場の現状と課題」(清水)/「不動産投資家調査について」(川井)2019年9月25日(水)清水千弘(東京大学)
川井康平(東京大学)
第4回「米国の不動産投資インデックスについて」2018年3月26日(月)David Geltner教授 (マサチューセッツ工科大学不動産学部教授)
第3回「不動産投資の市場リスク-人口減少・高齢化がマクロ経済・住宅市場に与える影響」2017年12月13日(水)西村清彦 教授 (東京大学金融教育研究センター特別研究員・政策研究大学院大学教授)
Yongheng Deng 教授 (シンガポール国立大学不動産学部長・前全米不動産経済学会会長)
第2回「シンガポールの公的資金の不動産投資原則について」2017年10月30日(月)Ong Seow Eng 教授 (シンガポール国立大学不動産学部教授)
Masaki Mori (シンガポール国立大学不動産学部講師)
第1回「不動産投資を取り巻く研究動向と論点整理」2017年9月29日(金)清水千弘 (日本大学スポーツ科学部教授・マサチューセッツ工科大学不動産研究センター研究員)
吉田二郎 (ペンシルベニア州立大学准教授)